Why The Fuck Did You Eat My Babies?

今週のお題「最近おいしかったもの」

 

此処は退屈な木漏れ日が落ちてゆく高校。生徒たちは、制服のボタンをそれぞれ一つずつずらし赦された気がして笑った気がした。

その眼差しはまるで黒猫たちとフェレットたちの殺到する空っぽの結婚式場の騒々しい最後の怪談の夜のように繰り返し、繰り返し靴紐を解いて結ぶ壇上から落ちてゆく冷静な起伏の恋。

先生は生徒たちの膝を蹴って白々しい顔で壇上から飛んで言った。

「すべては絡繰(カラクリ)だった。」

その仕草にも、生徒たちは冷静な対応を怠らない。

一人の生徒が手を挙げて先生に向って立ち上がる。

「なぜ複数の『鹿』は『s』を必要としないのですか?」

先生が、「ああ、それはな…」と言いかけるとまたもや一人の生徒が勢いよく立ち上がり言った。

「なぜ未来は私たちを必要としないのですか?」

先生は丸い銀縁眼鏡を感情の起伏のない表情で薬指で持ち上げると言った。

「それはおまえたちが、おまえたちのほうが未来を…」

また一人の生徒が言った。

「貴方は私の妻と私の妻と一緒に寝ていました…」

先生は一つ咳払いをして答える。

「それは君が食べるもの=君の赤ちゃんの未来だからだろう。」

「先生!」また一人立ち上がり言った。

「なんだ。」

「貴方が間違いなく貴方の胎盤を食べなければならない7つの理由とはなんなのですか?」

「ははは。」と先生は空笑いをして黒板に大きくミミズのぬたうつような字をピンク色のチョークで書き殴った。

『おまえたちはF ** kingを食べなければならない。』

一人の生徒がオーマイガーという興醒めな仕草と顔をして言った。

「まるで欲求と赤ちゃんのセックスだ。」

一人の生徒が、真剣な顔で先生に向って言った。

「先生はどのくらいの紙を食べることができましたか?」

先生は少し考えるように教室の床をじっと凝視してから、真面目な顔で向き直ってそれに答えた。

「セックスが、おまえたちの赤ちゃんの健康に影響を与える前に食べたくらいだよ。」

これにはどうやら生徒たちは、まったくと言っていいくらい、納得が言っていない様子だった。

このとき、一人の生徒がぼそっと呟いた。

「先生は子供がいるまで本当に知っていない事なのに。」

「あのな。」

先生は怒った顔をせずに怒ったように言った。

「○○は、赤ちゃんを食べる。どうやら。」

このとき初めて、ガラメが立ち上がって言った。

「なぜ人々は子供を持つのですか?」

先生はぶっきら棒にそれに返した。

「聖書に『あなたがたの子供を食べること、また少なくともそれを試してみることで、すべてを得る。』と書いているだろう。」

インダはガラメの台詞を想像して先に言った。

「彼らは赤ちゃんを食べて、それで彼らは人間の組織を粉砕したんだ。」

ガラメは悔しそうな顔でインダを睨んで目が合うとおずおずとして頬を赤らめた。

先生はふうと息を吐き、目をきらきらさせて言った。

「どのくらい早く君たちの赤ん坊のセックスを見つけることができますか?」

ガラメは「先生の小麦を食べる。」と言って、インダは「ジョニーというベビーサメの上にそれを失っているんだ。」と言った。

先生と生徒たちはその後も、この無秩序の白い教室内で言いたいことを言い合った。

「親はこのベビーシャワーケーキで恐怖を感じるので、食べることができますか?」

「君の犬は岩と靴下、その他の非食品アイテムを食べるのをやめろよ。」

「白いチョークを食べて食べる。」

「二歳児は食べることを拒否するんだ。」

「何人かの若者がタイドポッドを食べる理由は本当にダムの理由がある。」

「おまえたちが食べたり、クロールしたり、おまえたちの顔にセックスをしているダニについて知りたかったことは先生は一切ない。まったくロケット科学ではない。」

「私の赤ちゃんの卵に食べさせてもいいですか?」

「おまえたちの奇妙な動物の質問に尋ねなさい。おまえたちが呑み込んだ場合に起こることをな...」

「先生が知る必要がある誕生を与えることに関する6つの嫌なことはなんですか?」

「 おまえたちの赤ん坊が少年になりたいならば朝食を食べるだろう。」

「見知らぬ人とセックスをしている人たちと会い、赤ちゃんを助けるよ。」

「違うだろ、見知らぬ人と子作りに励んでいる人たちと会い、お母さんも、赤ちゃんも、助けるよ。だろ。」

 

そして、ベンジャミン先生は銀縁眼鏡を神経質そうな顔でくっと薬指で持ち上げて言った。

「ふう、やっぱり”無秩序先生と無秩序生徒たちの白い教室遊び”は何がなんだかさっぱりわけわからなくなる遊びだね。楽しくないわけじゃないけれども…ぼく先生の役飽きちゃった。次はガラメ君が先生の役を遣ってよ。」

ガラメは「う~ん、まだ生徒役を遣りたいけどな。」と言って、「そういや、なぜ複数の『鹿』は『s』を必要としないの?」と言った。

ベンジャミン先生は黒板にピンクのチョークで書いた。

「Why the plural of "deer" doesn't need "s"」

「あれ、これなんでだっけ…前先生から教わらなかったっけ?」

インダがベンジャミン先生の横に立って黒板に白いチョークで書いた。

「Why the future doesn't need us」

「つまり、鹿は、『S』、サディズムを必要としないって意味じゃないかな。その為、未来はぼくたちを必要とはしない。」

ベンジャミン先生は頭を悩ませ、「まだ続いてるのか…」と想いながらも先生の口調を真似てこう応えた。

「そうだ。ファックがおまえたちに役立った理由は、先生の赤ちゃんを食べる。」

 

そのとき、ガラッと教室のドアを開けて先生が中に入ってきて言った。

「ではおまえたちの過去は、わたしたちを必要としているか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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