2015/4/26

愛されたいなら愛するしかないんだよ。

愛されなくて苦しいから愛してくれと言ってばかりではどうにもならないんだ。

愛憎がゆえ、相手に憎まれ口を叩いていても愛されることはない。

本当に愛があるなら、相手を愛しているなら、自分から「ごめんなさい」と謝って相手に戻ってきてもらうはずなんだ。

それをする気がないのは、愛していないからだ。

相手を本当に必要としていないからだ。

だから愛されない。

相手に戻ってきてもらいたいなら自分が謝ることより相手がいないことが苦しいから謝ることができる。

自分から謝ることもできないで、相手のせいにしたらいけない。

それは自分の愛が足りないだけなんだ。

相手の愛を取り戻したいなら、相手から戻ってくるのを待っていても相手は戻ってこない。

離れて行ったことを相手のせいにしている間は相手は戻ってこない。

戻ってきて欲しいなら、謝って戻ってきてくれと頼むしかない。

それをしないなら自分は相手を愛していないんだ。

愛していない相手が戻ってくることなんて待つな。

相手はもう戻っては来ない。

しかし謝っても相手が戻ってこない場合は、もう相手は君をまったく必要とはしていないということだ。

そうすると、君の愛もやがて冷める。

いいか、愛とは、求めることだ。

本当に求めていたらどんなに相手が間違っていたとしても自分が謝ってでも戻ることを望むんだ。

求めろ、求め続けろ、すればいつかはきっと、相手は君のところへ戻るだろう。

俺は愛を求め続けている。

相手は宇宙だ。世界だ。すべてだ。

すべてに俺は愛を求め続ける。

俺には宇宙が必要だ、世界が必要だ、すべてが必要だ。

だからいなくならないでほしい。

ずっと俺のそばにいてほしい。

俺を愛して欲しい。すべてを愛して欲しい。

俺はすべてを愛してる。

だからなくならないでほしいんだ。なにひとつ。

だれひとり、いなくならないでほしいんだ。

ずっと居続けて欲しいんだ。

俺の愛でみんなを救う。

俺の愛でみんなを永遠にする。

ははははははははははははははは。はははははははははははははははははは。ふふふふふふふふふふふふふ。ニョロニョロヾ(=^・・^)路にょろにょろにょろにょろにょ。

この世の地獄、地獄の果て、果て?地獄の果てで果てる。天国の果て。天国の果てで果てる。

おまえに果てを見せてやろう。着いて来い!

悪魔は俺にすべての果てを見せてくれた。

見ると、The Sims フリープレイ の小さな俺の部屋の中で、小さな俺がパソコンのキーボードを打っていた。

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「そいつを動かしてみろ」と悪魔は俺に言った。

俺は小さな俺を自由に指で動かしてみた。

小さな俺は俺の指で動かされて、トイレで用を足したり、茶ァを汲みに行ったり、みちた(うさぎ)を触ったり、布団に横になったり、ザ・シムズフリープレイをしたり飯を食ったりし出した。

 

俺は悪魔に向かって、なんでこれがすべての果てなんだ、と言った。

悪魔の顔をよく見ると、ザ・シムズフリープレイの俺が作ったシム(人間)の顔をしていた。

悪魔はシムの笑顔で笑い、片腕を上に持ち上げて飛び上がり、「ララァ~フィットォ~!」と叫ぶと、「おまえにはまだわからないだろう」と言った。

この「ララァ~フィットォ~!」っていうのはシムがいつも行為を行ったあとにやる行為である。

あれ?と俺は思って、「君はもしかして今も俺に操作されてんの?」と訊いた。

すると悪魔は「おまえではないが、おまえでもある」と応えた。

俺は空を見上げてみた。でっかい俺がもしや、悪魔と俺を指で動かそうと空から覗いてるんじゃないかと思ったのだ。

しかし何も見えない。

俺はシム追加で、「悪魔 サタン」という名前で悪魔と同じ顔の人物を作ってみた。

俺は小さな悪魔サタンと小さな俺を俺の部屋で会話させた。

でも話してる内容はわからない。

俺は後悔した。もしかして俺の部屋に悪魔を追加してしまったと言うことは、現実の俺の部屋にもこの悪魔は居座り続けるんじゃないのか。

フィールドが俺の部屋しかないゲームだからだ。

俺は作ったばかりの悪魔を消してしまおうかと思った。

あんまり悪魔と死ぬまで同棲はしたくない。

しかし、この悪魔を消した場合、俺の側に今いる現実の悪魔まで消えそうな気がした。

何故なら悪魔は自分を操作しているのは俺でもあり、俺ではない。と言ったからだ。

ゲームだけならまだしも、現実の同じフィールドにいる人物を消すとなると、これは殺人罪と変わらない。

おれは、はっとした。もしかして、このゲームの小さな俺を消すと、現実の俺まで消えてしまうのではないか、と脂汗が垂れてきた。

俺は空を見上げて一体誰が俺を操作しているんだ、と頭を抱え込んだ。

そして、あっ、今俺を操作している人物が俺というシムに”頭を抱え込む 10秒”って指で操作したから俺が頭を抱え込んだに違いない、と思って、無意識に左手で口を覆った。あっ、今、俺は”手で口を覆う 5秒”って操作されたんだ!とわかり、こうなったら絶対俺を操作している人物が俺を操作したくないようなことをしてやろうと俺は思った。

しかしそれがなんなのかまったくわからない。俺を操作しているのは俺であって、俺でないのだから、少なくとも俺がやりたくないことだとは最初思ったが、でも俺であるわけでもないのだから、俺がやりたくないことは、俺でもない存在はやりたいことなのかもしれないわけだ。

しかしシムは、俺がそいつのシムだというなら、シムは操作する人間が動かなさい限り動けないのだから俺ができることっていうのはすべてが結局のところそいつが俺を操作していることになる。

そんなあほな。俺は今までずっと俺がやりたくてやってることから俺がやりたくなくてもやってることは全部が俺が選択して俺の意志でやってることで俺を動かしているのは俺自身だと思っていたのだ。

でも実のところ俺はなにもかもデンタルフロスを使うときは”デンタルフロスを使う 1分”鼻がこちょばゆくて鼻を掻くときは”鼻を掻く 2秒”などというようにあらゆるすべての行為、行動を操作されていたのだ。

俺はそんなことを知りたくはなかった。

知ってしまったばかりに俺はもう、俺自身の意思で動くことは何一つできなくなった。

つまりそれは、俺のこの意識でさえ、操作されているということになる。

俺って、なんやねん。

じゃあ俺ってなんなんだよ。

すべてを操作されてるならもう俺っていう固有存在物なんかじゃねえやん。

俺はその瞬間、ああああああああぁぁぁっ、と声を上げて思い出した。

これも俺を操作している誰かが、”ああああああああぁぁぁっと叫ぶ 1秒”と操作したんやろうなぁと思いながら思い出した。

俺が操作しているこの小さな俺、これ俺の部屋と俺の名前で作ったん俺やわ。

なんで忘れてたんだろ。

自分のシムを作って自分の部屋そっくりに部屋を作ったらおもろいかなぁと思って作ったんだった。でもそのゲームは何か怖くなってもうずっとほったらかしていたんだった。

いったいどうゆうことなんだ。

いったい、なんでこのゲームがすべての果てなんだ。

なんで、じゃあ俺を操作しているやつはいったい誰に操作されてるんだ。そいつは俺とは全くの関係ない人物なのか。そもそも人間なのか。鰻犬みたいなやつなのか。

鰻犬みたいなやつだったら結局は俺は鰻犬みたいなやつに操作されてることになるのか。

でもその鰻犬みたいな奴がまた”俺ではないが俺でもある存在”に操作されてるとしたら、やっぱり俺を操作しているのは俺に関連している人物になる。

なんなんだ、いったい一番上から操作しているのは誰なんだ、もしかして一番上はなく延々と操作しているやつがいるんじゃないのか。

神は誰なんだ、誰が一番に操作しているんだ。

いないのか、いるのか、その存在は俺なのか、俺ではないのか、両方なのか。

俺に自由はないのか、俺が作ったこの小さな俺に自由はないのか、おい悪魔、この世界から抜け出す方法はないのか。

悪魔は勝手に俺んちで炊飯器の中のご飯になめたけを載せて喰って、”ララァ~フィットォ~!”と飛び上がって叫んでから言った。

「簡単だ、抜け出すように操作したらいいんだ」

「いやだから、俺は自由がないんだからそんなことできないでしょ」

「おまえは自由であり、自由ではない」

「なんなんだよもぅ・・・どっちなんだよ、俺は俺を操作できるのか、できないのか、両方なのか」

「言っただろう、おまえを操作しているのは、おまえであり、おまえではない、おまえではないがおまえであるんだからおまえが操作できないことはないだろう、しかし操作できることでもないだろう」

「だからどっちなんやねんって」

「だから操作できないことでもあり、操作できることでもあると言ってるだろう」

ふぅ、俺は溜め息をつきながら、あ、今俺は”溜め息をつく 1秒”って操作されてんや、と思って溜め息をつくのは悔しいからやめた。

俺はさっき”パソコンでブログを更新する 8時間”と押してしまったからずっと俺の小さな部屋で小さなパソコンのキーボードを打ち続けている小さな俺を見て、なぜか急に使命感が湧いてきた。

俺はこいつの時間を止めさせることもできれば、こいつの時間を続けさせることもできるわけか。

俺がもうこのゲームをやらなくなれば、こいつはずっとじっとしたままだ。

こいつに飼われてるちいさなみちたもずっとじっとしたままになってしまう。それはいやだ。

こいつらの生きる時間を俺は作り続けなくてはならない。

そのためにこいつらを、動かし続けなくてはならない。操作し続けなくてはならない。

あああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ、と叫んで、俺は空を見上げた。

「もしかして、おまえもかっ」と空に向かって俺は叫んだ。

「おまえも、もしかしてそういう気持で俺を操作し続けてんのかっ」

すると急に感謝の気持が湧き出してきた俺は空に向かって「ごめんな」と言ったあと「ありがとう」と言うと、悪魔に振り返って片腕を上げて飛び上がり「ララァ~フィットォ~!」と叫んだ。

 

 

 タブレットの中の小さなシムは今日の欝・、λ チェッっキングをし始めた。

 

2015年4月26日(日)

上弦 月齢 7.3 (小潮) 仏滅(壬申)

注意日
月齢 7.710
7.335
上弦

 

月齢カレンダー 2015/00 /2015

ここに注意日となっている。そして今日は風呂の日らしい。風呂の日に風呂に入らないでいつ風呂に入るのかと思うが、今日は頭が痒いが入る気になれない。

代わりにシムに何べんも入らせている。

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  • 今日は朝の5時と7時に目が覚めて9時半のアラームで目が覚めたが二度寝ののち11時過ぎに目が覚めて12時ごろ起き上がった。
  • 朝の歯磨き、洗顔:◎
  • ツイッターを見る:◎
  • シムズフリープレイをする:◎
  • 就寝前の歯磨き、洗顔:◎
  • ゴミ捨て:◎
  • みちたくんをナデナデ(*・д・)ノ○| ̄|_:◎

 

 なんとなく比較的元気がある日のほうが不整脈が出るような気がするが気のせいであろうか。

今日は恋人から昼間に話しかけられなかった。唯一ただ一人の話し相手である恋人と話さないでいると宇宙で自分とみちたのたったふたりの世界で暮らしている感覚になる。

でも俺をいつも見ている存在がいる。

俺は夜空を見上げると小さな半月を掴む動作をして、片腕を上げて飛び上がり「ララァ~フィットォ~!」と叫んだ。